私が人のメンタルをサポートし始めた理由③

前回の続きです。

病気と回復を通じ、自分自身が人のメンタルのケアをする専門家になりたいという想いができました。

同時期に、欧米では日本人が考えているより身近に心の悩みを相談できる場所と文化が普及しているということとを知りました。
そして、日本でも気軽に心の相談をできる環境づくり、文化作りをしたいという夢ができたのです。

今でも大好きな映画である「グッド・ウィル・ハンティング」を例にとってみると、
この映画では周囲への不適応で問題ばかり起こす少年が、心理カウンセラーのカウンセリングを定期的に受けています。
天才数学少年ウィルは、過去のトラウマ(親の暴力)が原因で、積極的な人間関係を作ることができず、清掃のアルバイトを続けていたのです。
ウィルは、カウンセラーのショーンの体当たりのセッションを受け続けるうちに、やがて心を開き、涙を流し、周囲への関わりや自身の才能に値する就職活動をできる様になりました。

ウィルの様に、幼少期の経験やネガティブ思考が原因で今も苦しんでいる人は少なくないでしょう。
私はそのような方々が気軽に訪れるメンタルケアの環境づくり、文化づくりをしたいという夢を持っています。

病院やクリニックよりももっと気軽に、美容室や整体のように定期的に心のメンテナンスができる場を。