私が人のメンタルをサポートし始めた理由②

前回の続きです。

自分の体のことが不安になり、似たような症状を調べました。
今ほどインターネットは普及しておらず、その方法は書籍からでした。

動悸、めまい、呼吸困難、このまま死んでしまうのではという不安は、
自分と似たような症状の人の回復例と、ちょっとした治療法を知るだけで、徐々に良くなって行きました。
「症状がまた表れたらどうしよう」という不安(予期不安)が、さらに症状を悪化させると書いてあったように記憶しています。
まさに私は予期不安が強かったのです。

本来医師や心理専門家に相談し、薬物療法も必要なところでしたが、
当時は心の悩みを打ち明けるのが気恥ずかしくて親に(医療費をもらう為の)相談ができず、
現代のようにスクールカウンセラーは存在していなかった為、
自分で自分を実験するように客観的に治していきました。

それが幸いにして、パニック発作を無くすことに成功したのです。

そこで私は、なぜか

・人の心をケアする専門家になりたい
・人のメンタルというのはなんて面白いのだろう

ということを同時に思うようになったのです。

続く

さそうメンタルコンディショニング
笹生猛